2月18日 キトラ古墳の特別公開に行ってきました。2か月前に応募したものが当選し、駆けつけてきました。
キトラ古墳は約5年前に行ったことはあるのですが、(この時のブログ)
その当時から比べれば雲泥の差で道路の整備や「四神館」なる博物館が建てられ、一帯が公園と観光地化していました。
その「四神館」で今回の特別公開がありました。
壁は保存と修復のため、石棺から剥がされ、壁画のみを一面一面保存しています。第2回の今回は、北の玄武の公開でした。実物の写真は不可なのでレプリカの写真
正面が北で玄武が描かれています。
四面にはほかに白虎・青龍・朱雀が描かれそれぞれに十二支(動物の頭と人間の体で十二支をあらわした獣頭人身像)もわずかながら見て取れます。
今回の目的は「天文図」
現存する「天文図」では最古のもので且つ正確なものです。高松塚古墳にもありますが、位置がバラバラで単に星座を描いたにすぎず、キトラは現在の星図ともほとんど一致する優れものです。
私でも北斗七星やオリオンがすぐわかり、さらにアルクトールスやべガなど一等星は結構わかります。これの本物は昨年公開が終わっていて残念ながら見ることはできませんでした。
近くの石舞台と高松塚古墳も見て帰りました。