星空逍遥 sulafat

星空観察と天体写真

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フォッサマグナ

糸魚川への旅行は、実はJREバンクの優待券が出たので、これを使って何処かへ行こう!という事で実行しました。JR東日本の沿線が4割り引きになるのです。福井まで行こうとしたら東日本管内までしか割り引きにならず、最遠は上越妙高でした。どこにしようかと迷った結果、これまで大糸沿線は行ったことがなかったので、上越妙高経由で糸魚川泊を計画しました。糸魚川と言えばフォッサマグナです。一度は行ってみたかった場所ですから、やっと念願が叶いました。今日はフォッサマグナミュージアムとフォッサマグナの現場それと青海川ヒスイ峡に行きました。
ユーラシアプレートと北アメリカプレートのぶつかる現場を見て感激でした。
いつもなら車の旅行なのでお酒は飲めませんが、今日は新幹線なのでこれから新潟の地酒で一杯やりながら帰ります。
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おおかみ座の新星が写っていました。


おおかみ座の新星が写っていました。

最近ネットで知ったのですが、おおかみ座の新星が6月に発見され増光しているというニュースです。小笠原で天の川の写真を撮ったものを調べてみたら、ちゃんと写っていました。6等星ぐらいあるでしょうか、肉眼レベルです。写真を撮った時は知りませんでしたので新星までは見ていません。おおかみ座は本土ではあまりよくみることができないので、おおかみの形をなぞっていましたが、見ることができず残念でした。おおかみ座はふだん星座線なんて見ないので、新星を見つけるのに時間がかかってしまいました。多分あっていると思います。カメラにちゃんと写ってくれていい記念になりました。
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/14053_nova_lup

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ホワイトコーン他播種

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小笠原旅行 その4 食事とお土産

小笠原でしか食べれれないものがあります。それはアオウミガメです。養殖ではなく、天然ものです。しかし、漁は4月5月の二か月間だけなので、その時獲ったものを冷凍し、在庫がある分だけ提供するということになります。それ以上の詳しことは知りませんが、多くの飲食店で、刺身・煮込み・唐揚げなどが提供されています。その味は、食レポするなら刺身はクジラと馬刺しの間のような感じでした。煮込みは一部臭みあがるという人もいるみたいですが、私は特に感じずおいしく頂きました。煮込みはお店のカラーが出ていろいろな味がありました。スィーツにもカメの卵を使ったものがあり、シュークリームを頂きました。正直普通のおいしいシュークリームでした。
小笠原独自ではありませんが、ソデイカという大型のイカの刺身、コケブリの刺身、タコなど近海物を頂きました。また野菜はオクラなど山菜など地ものがありました。そのほかの一般的な料理は、小笠原丸の便に依存しているので、東京から来たもので作られます。
その他地物としてコーヒーがあります。頂きましたがとってもまろやかで癖のない味でした。コーヒーは残念ながら豆では売っておらず、飲料として販売されていました。作る方が減っているそうです。果物はたくさん作られおり、パッションフルーツ、マンゴー、レモン、パパイヤ、パイナップル、バナナなどのトロピカルフルーツが栽培されています。
お土産はこれといったものがなく、島バナナ、モンステラの実、島ラムを購入しました。
3泊という短い間でしたが、いろんなことを体験し、いろんなものを食べました。24時間かけて行った甲斐があったというものです。
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小笠原旅行 その3 観光・アクティビティー

小笠原の観光として人気があるのは「南島」です。船およびガイドがいないと入れないところです。まずパンフレットに必ず載っているところです。この辺はガイドブックに任せるとして、船でしか行けない場所なので、船によるアクティビティーと一緒のツアーが一番人気です。南島上陸+シュノーケリング+イルカスイム(イルカと一緒に泳ぐ)が内容です。海のきれいさだけでしたら八重山それも波照間のビーチにかないませんが、ダイビングやイルカスイムはそう簡単にできるところはないようです。
8:30の集合から3:00過ぎまで船(10人乗りぐらいの船)の中で過ごします。南島の混雑や、イルカの出現、波の具合などを考慮してその日のルートが決まります。今回のルートは、兄島付近でシュノーケリング⇒イルカスイム⇒南島⇒イルカスイム  でした。乗船客の多くがイルカスイムが目的です。イルカが泳ぐ先で待ち伏せして、船に近づいてきたら海に飛び込みイルカと一緒に泳ぐといういうものです。私はシュノーケリングはしましたがイルカスイムは船から見学していました。皆さん1-2分ですが全速力でイルカと泳いでいました。
小笠原の父島はそんなに大きな島でないため、観光と言っても限られています。基本海が主体の場所ですので、海以外となると固有の植物・鳥の観察です。これらは専門性が必要ですのでガイドツアーに入って説明を受ける必要があります。島のほどんどが世界遺産なのでガイドと一緒でないと勝手に森を歩くことはできません。私は島の植物園に行って若干観察した程度です。
私は行きませんでしたが、母島(船で2時間)に行く人もいます。手つかずの自然がほとんどだそうです。
小笠原は船の関係上3泊が基本です。このため一日中フルに使えるのは2日です。この2日間にどんなアクティビティーを入れるかが肝心でした。ただ私は星空もあり、夜の天気を気にしながらの日程なので、フルに予定を入れるわけには行きませんでした。この辺が観光+天体写真の難しさです。こういう観光は女房も一緒なので星中心とはなかなかいかないのが実情です。
南島
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シュノーケリング
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イルカスイム
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カツオドリ
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小笠原旅行 その2 船旅について

小笠原の続きです。
船旅について。
小笠原には“小笠原丸”一船で運行しています。一般的には、竹芝を水曜日11時に出港し翌日11時に小笠原二見港に着きます。その船はそのまま二見港に3泊留まり、日曜日午後3時に出港、翌日月曜日3:00竹芝に着きます。つまり旅行客と同じ現地に3泊の日程を辿る訳です。帰りたくとも必ず3泊はしないといけないのです。そしてその船には小笠原の人々の物資や郵便など生活に必要なものを運びます。村のお店には船の到着を待って品物が並ぶので、買い損ねると翌週まで待つことになります。
小笠原丸は2ヶ月前からチケットを販売しますが、高い客室から売れます。客室は特1等一人片道8万円から2等和室2万7千円まで差があります。私達は特2等と言うカプセルホテルみたいな部屋を取りました。約4万円。今回の航海は600人とほぼほぼ満員でした。
さてその小笠原丸は、当日出港した直後から熱帯低気圧の影響を受けて大揺れでした。飲みものがこぼれるほど揺れました。大きな揺れと小さな揺れとエンジン音とでゆっくり船旅を味わえず、結局飲むしかありませんでした。6月からスターリンクが4000円で使えるとありましたが、ネットなしを選んだので、全て音信不通の世界。普段いかにネット依存症かわかりました。食堂で小笠原についてのプレゼンが40分あっただけで船のイベントはなく、大型客船のようには行きません。手持ち無沙汰は否めません。Youtubeを録画して持っていってもあまり見る気にはなれませんでした。船とお酒と、どっちが酔っているのか?
翌朝聟島列島に近づいてから波がやっと落ち着きました。この時期ギラギラ太陽で甲板に出ても暑いし、しぶきで濡れるし、部屋はカプセル(ホテルのよう)だし、居場所に苦労しました。同行の妻は完全に船酔いでした。

帰りも同じ部屋です。
ただし、行く時は話し相手が女房だけでしたが、帰りは船で知り合った方とアクティビティで知り合った方がいましたので、お相手がいると言うことは結構時間が潰せることになりました。
また帰りは静かな海で、甲板に出てゆっくりすることもできました。もちろん食事の度に乾杯して酔い止め対策をしました。
知り合った方の一人は特一等を一人で占有しおり、時々お邪魔してゆっくりさせて頂きました。特一等はさすがに静かで揺れも少なく、シティホテルのツインの快適さでした。金額の差はここにあるのかと貧富の差を感じた次第です。

小笠原にはこの船でしか行けないので、安く済ませるなら我慢する。お金があるなら特一等で行く。
片道24時間おそらくもう乗ることはないでしょう。飛行機で行けない孤島だからこそ価値があるのでしょうが。
10回以上も来ている強者のたくさんいるそうで、船に負けない魅力があるのもわからない訳ではありませんが、この船旅は一段上のハードルでした。

小笠原丸
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特二等

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特一等

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食堂

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二見港出港のお見送り
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小笠原旅行 その1

6月25日から30日まで小笠原に行ってきました。小笠原は船で24時間かかる絶海の孤島です。世界自然遺産の認定は貴重な動物・植物が固有種であるということです。他の大陸とつながったことのない島々です。一度は行ってみたかった島なので、今回実行でき大変満足のいく旅行でした。
私は星、妻は植物と目的は違いますが、それぞれ第一級の体験でした。
まず初めに星空について
着いた26日が最高の星空でした。天の川は非常に濃く、薄明終了と同時に白い帯が現れ、誰が見ても天の川だとわかるものでした。目的は星だけでないので準備不足は否めませんでした。撮影地をどこにするかが大変でした。見晴らしのいい展望台までどうやって行くかが問題でした。数か月前からレンタカーは予約でいっぱい。結局自転車を借りて、明るいうちにロケハンし、実際機材を背負って登れるか試しました。
候補はウェザーステーション。標高160m。急な坂道を自転車を押して、10回ぐらい休みながら登りました。視界は良好。星空で人気のところらしいのでここに決定し、一度夕食を食べに戻りました。夕食は予約していたお店で軽くいっぱいと地元の魚やウミガメを頂きました。
8時ごろに10Kg近い機材を背負って自転車に乗って出発。すでに星はきれいに輝き、天の川もうっすらと昇ってきました。星空を時々見ながら、そして汗だくで休みながら、へとへとでウェザーステーションに着きました。広場には星空観察の観光客が3クルーいて望遠鏡を覗きながら歓声を上げていました。そんなことには目もくれずセッティング。普段遠征をしなくなったので、この辺が準備不足でした。とりあえず広角で天の川だけは撮ろうとToastProと固定で撮影開始。やっとゆっくり素晴らし星空を眺めることができました。
次の日のアクティビティーはシュノーケリングなので遅くまで撮影ができず、この辺は日程と天気と思ったようにいかないのが残念です。0時前には撤収し真っ暗な下り坂をそろそろと下りました。
帰って来てとりあえず一枚仕上げましたのでUPします。
ウェザーステーションの見晴らしと天の川です。
Canon6D(seo)、Sigma15mm 固定 F2.8 ISO1600 25秒 50枚IMG_7561
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サラダほうれん草播種

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ナス

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トマト

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ギャラリー
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