10月18日に半年ぶりとなる遠征を行いました。希望が丘にはたくさんのそしておなじみの顔ぶれがそろい大変にぎやかでした。
初めは天の川もしっかり見えさすがにここまで来た感がありました。

私も半年ぶりとあって意気込んで写真を撮ったのですが、一時間ほどすると、星が肥大化し更に周りがぼんやりするように写っていたのです。最初は鏡筒に露がおりで曇ってしまったのかと思い、鏡筒を変えて撮ったところ、同じ症状が出たため今度はカメラをチェックするとご覧のとおり結露が見られます(CCD冷却ー20℃)。この日は露が滴り落ちるほどびっしょりとなる夜でしたのでこの症状が出たのか、またはカメラに問題があってこうなったのか、周りの人に聞いたところ答えはいろいろありそうでした。

まず乾燥剤は、カメラを購入して約3年たったのでこの2月に交換していました。半年ぐらいで乾燥剤がだめになるものなのか?はたまた乾燥剤のセッテイングに問題があったのか?乾燥剤の予備があったのでこの問題を解決すべく再度乾燥剤を取り換えてみました。その際乾燥剤がセッティングされているのはCCDとその前にあるフィルターとの間で、CCD本体を結露から守るためのものということでしょう。そうするとCCDの前にあるフィルターが結露したということになるのかな。この辺は全く素人なので分かりませんが、このフィルター自体に何か保温なり、乾燥効果があるとは見当たりませんでした。

折角乾燥剤を替えたので24日(夜半には曇るのを承知で)遠征しました。おそるおそる冷却の時間をかけ、温度もー15℃と高めに設定。
結果は先週と同じ1時間もしないで結露が現れ、意気消沈。
このカメラST8300はOPTから購入したので、この症状について連絡を取ってみたいと思っています。入院となれば代替えのカメラが必要となり頭が痛いところです。またこのカメラの特性(結露しやすい)ということであれば、本体に穴をあけチューブで乾燥空気を送ることになります。
結露問題はいろんな方が経験されていることと思いますので、アドバイスをいただきながら対処していきます。