2月11日 朧滝へ遠征した際の画像処理第一弾です。
今週は折角の新月期でしたが、先週の朧滝は寒かったのか、喘息の調子が悪くなって、おとなしくしていました。
BRCとD801Aの初めの撮影でどうなるかと思っていましたが、処理は大変でした。
まず
①周辺減光がひどい
②BRCはピントがすぐずれるので撮影途中2回も合わせたので、回転ヘリコイドは厄介です。一度明るい星に移動してバーティノフを付けヘイリコイドを回してピント合わせ。それをもとの位置に戻す・・・・
位置は何とかなるのですが、回転したものを正確には戻せませんでした。
③露光が足りなかった。ヒストグラムを見ながら撮ったつもりでしたが、6分と10分を撮ったのですが、10分を多めに撮ればよかった。
そのため、回転した画像の位置合わせや、その分の周辺の乱れなど多くあり15%ぐらいかもっとかトリミングをしました。
④ステラショットを使用版で使ったこと。これはすぐ慣れてよかった。
⑤オフアキシスのミラー位置が悪いのか、星が丸くならずガイドが乱れた点
なかなかM82の赤く噴き出すような絵にはなりませんでした。あれはどうやったら出るのでしょうかね。
鏡筒:BRC250M カメラ:D810A 架台:EM400
ガイドカメラ:QHY5Ⅲ 178M ガイドソフトMaxIMDL
撮像ソフト:ステラショット
画像処理:PixInsight FlatAidePro PhotoshopCS6
ISO1600 5秒 25枚 360秒 22枚 600秒 5枚
総露出 184分
元画像 360秒 1枚
画像処理後